大山百合香「行きゅんな加那」


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「行きゅんにゃ加那」

"いきゅんにゃかな"は北部奄美の代表的な島唄の一つ。作詞作曲共に不詳。
単純なメロディーであるため三線の稽古で最初にくることが多く、また奄美出身の歌手によく歌われる曲で、男女の別れを歌ったという説と生者と死者の別れを歌ったという説がある。
様々なヴァリエーションが存在する。
以下は比較的広く知られている歌詞である。

原詩

行(い)きゅんにゃ加那(かな)
吾(わ)きゃ事忘(くとぅわす)れて 行きゅんにゃ加那
打(う)っ発(た)ちゃ 打っ発ちゃが 行き苦(ぐる)しや
ソラ行き苦しや

阿母(あんま)と慈父(じゅう)
物憂(むぬめ)や考(かんげ)えんしょんな 阿母と慈父
米取(くむとぅ)てぃ 豆(まむ)取てぃ 召(み)しょらしゅんど
ソラ召しょらしゅんど

目ぬ覚めて
夜(ゆる)や夜(ゆ)ながと 目ぬ覚めて
汝(な)きゃ事 思(う)めばや 眠(ねい)ぶららぬ
ソラ眠ぶららぬ

鳴(な)きゅん鳥(とぅい)小(くわ)
立神沖(たちがみうき)なんて鳴きゅん鳥小
吾(わ)きゃ加那(かな) やくめが 生(い)き魂(まぶり)
ソラ生き魂
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対訳

行ってしまうのですか愛しい人
私の事を忘れていってしまうんですか愛しい人
発とう発とうとして行きづらいのです

お母さん、お父さん
物思いして考えないでください
豆を取って、米を取って食べさせてあげますから

目が醒めて
夜中中目が醒めて
あなたの事を思って眠れません

鳴いている鳥は
立神の沖の方で鳴いている鳥は
私の愛しい人の生霊にちがいない


Youtube

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大山百合香

1984年、奄美群島沖永良部島に生まれ、伝統的に島唄が根付くこの島で
幼い頃から音楽と触れ合って育つ。
05年4月シングル「海の青 空の青」でデビュー。後に沖縄に移住。
10年6月アルバム「わたしのすきなうた~唱歌集~」リリース。
音楽を通して、人・自然・文化に触れ感じる思いやメッセージを歌で伝えている。

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